私のお気に入りのドラマ『メンタリスト』。
シーズン1の第23話『レッド・ジョンの足跡』について、私の超個人的なレビューです↓
あらすじ
第23話『レッド・ジョンの足跡』
レッド・ジョンの犠牲者がさらに増え、次の犯行を阻止しようと急ぐジェーン。
CBIチームはジェーンを誘き寄せる罠ではないかと疑うが…。
内容（ネタバレ）
被害者
エマ・プラスケット
地元の子。
レッド・ジョンと同じ手口で殺害された。
遺体の爪はジェーンの妻の時と同じように血で塗られ、遺体発見現場の空にはスマイルマークが描かれた。
登場人物
ハーディー保安官
被害者の知人で、遺体の発見者。
マヤ・プラスケット
被害者エマの双子の姉。
ドレイク・プラスケット
被害者エマの兄。
メイス・ガスリー
エマたち双子がドラッグを使っていて、その関係で付き合いのあった男。
犯人
ハーディー保安官
犯行動機
レッド・ジョンの最初の共犯者で服役中に死亡したオーバル・タナーの息子だったハーディー保安官。
父親の友人であるレッド・ジョンに唆されて、愛しているマヤと結婚するために事件を起こした。
レッド・ジョン関係
エマの殺人事件と並行してレッド・ジョンについての捜査も進行します。
エマの殺害現場の空に現れたスマイルマークは、R・J社という会社が地元飛行場に依頼して描いたもの。
（もうR・Jってレッド・ジョンしか…！）
R・J社の住所に行ってみると、そこは私書箱で、該当のBOXを開けると中には手紙が入っています。
手紙の消印は12月28日。宛先はハティスバーグのロイ・タリアフェロとなっています。内容は愛の手紙です。そして差出人はロザリンド。
手紙を見たジェーンは、ロイ・タリアフェロがレッド・ジョンだとみて、手紙の差出人ロザリンドに会いに行きます。
会いに行ってびっくり！
ロザリンドは盲目の女性だったのです。
ジェーンが、ロイ・タリアフェロは連続殺人犯レッド・ジョンだと伝えると動転して部屋に引きこもってしまいます。
ロザリンドの後を追って部屋に入ったジェーンとリズボンですが、中に入ってさらにびっくり！
ロザリンドの私室にはスマイルマークが描かれていたのです。
もう恐怖ーーー
メンタリストに出てくるスマイルマークはニコニコというより、悲しげで企みのありそうな表情なんです。ふと出てくると怖いんですよね。
ロザリンドの証言によるレッド・ジョンの特徴
・背は180cmほど
・筋肉質でも太ってもいない
・髪はまっすぐで短い
・声はソフトで手はゴツゴツしている
・松と釘と土の匂いがした
・バッハが好き
レッド・ジョンの捜索
ロザリンドから「感謝祭の日にデュマールという友人を連れてきたことがある」と聞いたジェーンとリズボン。
デュマールはヘビースモーカーで、タバコが切れるとすぐに買いに行っていて、ゾウのぬいぐるみを買ってきてプレゼントしてくれた過去があると聞き出し、その証言を元に近辺のコンビニを探しに行きます。
ーーCBIメンバーみんなでロイ・タリアフェロとデュマールを追うのですが、、、あれ？エマ殺しの犯人は？かなり怪しいとはいえエマの方の犯人＝レッド・ジョンと確定したわけでもないのに肩入れしすぎじゃん？みたいな。
被害者の遺族からしたらおいおいって感じじゃないですか？捜査官の私情によって動かないで、冷静に捜査してほしいですよね。
結局こちらの捜査の結果、ハーディー保安官デュマールだと分かるので空振りってわけでもないんですが、結果論すぎん？
感想
シリーズ最終話であり、レッド・ジョンに近づく大切な回です。
ですが！
被害者の兄ドレイクの吹き替え声優さんが…
めっちゃ棒！！！
妹が殺害された悲劇の兄だからとかではカバーできないくらいの棒読みなんです。
もうね、そっちが気になっちゃって気になっちゃって。
あえての演じ方なのかなー？
それにしてはちょっと…酷すぎ。
そしてレッド・ジョンを知る人間でもあり今回のマヤ監禁の犯人でもあるハーディー保安官。負傷したため拘束したまま搬送される予定だったのですが、隠し持っていた針金で手錠を外してしまいます。
よくドラマや映画では針金やヘアピンで手錠を外すシーンがありますが、本当の手錠もそんな感じで簡単に（技術が必要なのかもしれませんが）外れるようなものなのでしょうか。ちょっと疑問。
そしてマヤとリズボンに襲い掛かろうとしたハーディー保安官ですが、ジェーンが射殺します。
妻の仇を取るためにハーディー保安官からレッド・ジョンの話を聞き出したかっただろうに、自分で殺してしまってその機会を失ったジェーン。その後もずっと辛そうな雰囲気です。
メンタリストファンとしては、シーズン1で全部解決しちゃって「はい、おしまい」とならなくて良かったという気持ちです。
（シーズン7まで見ていくと、レッド・ジョン事件が解決してもメンタリストシリーズが終わらないのは分かるのですが、最初に見た時はホッとしました）
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