サブウェイのサンドイッチはパンではなくお菓子?
実は先日アイルランドの最高裁が「サブウェイのパンは甘すぎるためパンではない」という旨の判決を言い渡しました。
甘いからお菓子になるって何の意味があるんでしょうか?パンでも菓子でもどっちでもよくね?と思う人も多いはず。
実はこの判決はサブウェイ側にとってかなり辛い判決になっています。
見出しは面白いけど実は深いニュースを3分でまとめます。
アイルランドのパンとお菓子の違いは砂糖量?
アイルランドの最高裁の判決の理由として、パンの成分の比率が定められた法律があります。
このパン生地内の砂糖が基準量よりも多く、基準よりも甘すぎるためパンではなくお菓子であるという判決に至りました。
ここまで明確に成分を決めているところは多くはないでしょう。
実際に法律で縛って厳格にパンかそれ以外に分けるというのを日本では行っていません。
そんなところで分けたところで何の意味もないからです。
ということは、アイルランドでは分ける意味があるということです。
アイルランドは嗜好品に付加価値税を設けている
すごく簡単に解説するとぜいたく品には税金がかかる制度をアイルランドは設けていますってことです。
付加価値税って何?間接税(消費税など)の一種
アイルランドではっサブウェイの商品に対し、この付加価値税を9.2%課税していました。
しかし、アイルランドではこの付加価値税に対して、生活必需品などを中心とした生活に不可欠なものに対して税金を免除する「ゼロ税率」というのを設けています。
今回の裁判ではサブウェイ側(フランチャイズ店舗ですが…)がゼロ税率の対象になるはずだとして14年前に起こした訴訟の最終判決です。
アイルランドのサブウェイは生地の砂糖割合を調整するのでしょうか?
実際に判決が出て、今後も付加価値税が支払わなければならないサブウェイは今後何も工夫しないまま営業を続けるんでしょうかね?
私が販売側であれば味に変化を起こさない程度で砂糖の割合を減らす方向性を指示すると思います。サブウェイ本来の味が失われるのであれば税率はかかっても販売を続ければいいと思いました。
サブウェイはよく食べているので、変なことにならないように願っています。
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