ハワイ旅行に行くときによく使うのは、ツアーであればトロリーバスですが、個人手配でよく使うのは市民バスのザ・バスです。
ツアーでもトロリーバスが止まらないところへはザ・バスを使うと楽に行けますよね。
今回はこのザ・バスが値上げするかも?という情報を手に入れたので、一体どういうことなのかしっかり調べ上げてまとめました。
ザ・バスの運賃値上げ案がホノルル市議会に提出されている段階
実のところザ・バスの運賃はまだ値上がりしていません。
ホノルル市議会で、運賃値上げ案が出されただけです。
審議は現在進行中で、年齢ごとの運賃の全体が上がる案になっています。
殆ど毎年どこかしらの運賃が上がるザ・バスですが、前回の値上げで私たち旅行者にかかる負担は1回あたりの乗車運賃(大人25セント)の微増でした。
今回はどこがどれだけ上がるのでしょうか。
基本的な運賃が全年齢値上げとともにワンデーパスは廃止
基本的な1回の運賃は以下の通りです。
- 大人(18~64歳):2.75ドル→3ドル
- 子ども(5~17歳):1ドル→1.25ドル
- シニア(65歳~)・障がい者等:1ドル→1.25ドル
本当に微増ですが、1人当たり1往復で50セント(約50円)増だと、家族旅行で結構大きなことになるんですよね…。
しかも今回の値上げが実行されるとワンデーパスは廃止されてしまいます。
そうなると実際の負担がかなり大きなものになってしまいます。
ワンデーパスに代わってホノルル鉄道兼用の電子乗車カード(ホロカード)に課金上限を設けて対応予定
1日乗車券がなくなる代わりに今後はホノルル鉄道と兼用して使える電子乗車カードで対応をしていくようです。
ホノルル鉄道は2020年からの運用を予定している鉄道です。
ホノルル鉄道についても記事を載せていますので、気になる方はこちらを参考にしてください。
この電子乗車カードはホロカードと呼ばれ、すごく簡単に言えばSuicaやPASMOのような公共交通機関用の電子マネーカード(プリペイドカード)で、1日の課金(支払)額に上限が設定されています。
これをデイリーキャップと言って、このデイリーキャップによる上限が今後のワンデーパスの代わりの役割を担う予定で値上げの案が検討されています。
気になるのはそのデイリーキャップですが、一覧は以下の通りです。
- 大人(18~64歳):7.5ドル(現在は5.5ドル)
- 子ども(5~17歳):3.75ドル(現在は2.5ドル)
- シニア(64歳~)・障がい者等:2.5ドル(現在は2ドル)
現在のワンデーパスが2回分の運賃だったのが、2.5回分に増えるので実質的な負担はかなり大きいものですよね。
値上げ時期は未定だが、ホノルル鉄道と併せてお得に手軽にハワイを楽しもう!
値上げについては公聴会が3月に行われた後にさらに審議をするようなので、実際の値上げが決定したわけではなく、決定しても値上げ時期は今のところ確定していません。
この値上げはホノルル鉄道との運賃の統一もあるようで、上り幅が結構高めです。
今回の記事には書いていませんが、マンスリーパスや年間パスなどの住民用のパスは一部数倍の価格になるようです。
値上げは嫌だといっても、実際には便利なザ・バスを乗らないという選択肢はないのですし、ホノルル鉄道が動き始めたらそれも気にはなるので、いろんな交通機関をお得にあるように使って、手軽にハワイを楽しみましょう!
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