ハワイの有名なレストラン「トップオブワイキキ」が55年の歴史に幕を閉じました。
トップオブワイキキはワイキキのパノラマビューを楽しめる回転式展望レストランとして長年にわたって親しまれていました。
YouTubeやInstagramでもよくこのレストランの動画や写真をアップしている人が多いので、ハワイに旅行に行く多くの方が楽しんだことと思います。
今回はどうしてトップオブワイキキが閉店してしまったのか。
そして、今後新しいテナントなどは入るのかを紹介します。
トップオブワイキキ閉店の理由は新型コロナウィルス!
トップオブワイキキの閉店はかなり急でした。
閉店の一番の原因は新型コロナウィルスによるハワイの隔離です。
新型コロナウィルスの感染拡大に伴ってハワイではほとんどのレストランが一時的に休業していました。
オーナーは休業後の店舗営業再開についての試算をする中で、以前に比べて50%程度の収益しか出ないことが分かったそうです。
50%の収益がすぐに戻るだけでもすごいと思うのですが、以前までの半分程度では店舗を維持することが不可能だったそうです。
ハワイの新型コロナウィルスの対策は完全封じ込めを目標とした厳重な対策だったこともあって、商店や飲食店はかなりきつかったんだと思います…。
今後のハワイは飲食店全体の25%が閉店の恐れあり!
ハワイレストラン協会の元エグゼクティブディレクターだったグレッグ・フレイザー氏は、レストラン業界の顧客の80%が観光客でこのままでは経営難でさらに多くの店が閉店するだろうとコメントしています。
コロナウィルスによるパンデミックが発生する前はおよそ3000店以上の飲食店があったそうですが、このままではおよそ25%の店舗が経営難になるとの見方も示しているようです。
今後のハワイで新たなテナントは入らないかも?
素人考えなので、外れてしまうかもしれませんが、今まで私たちがいつも行っていたレストランやカフェのうち4店に1店が潰れてしまう環境の中で、今まで通りの観光客を顧客層としたテナントはしばらくはいらないかもしれません。
6月現在で一日に入島した人数がパンデミック前のおよそ30分の1程度しかいない中で、準備が大変なことと、人手が捕まらないこと、観光客の見通しがつかないことなどから考えました。
テナント自体はワイキキということですぐに入るのかもしれませんが、トップオブワイキキほど長年愛されるテナントが入るかどうかは正直わからないですし、入れ代わり立ち代わりでテナントが変われるほど賃貸料が安くないような気もします。
新型コロナウィルス終息後のハワイに注目が止まりません。
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