EVスクーターって知ってますか?
最近では出川哲郎の充電させてもらえませんか?という番組でよく出ている充電式のスクーターのことです。
値段の幅があり、スクーターとして高いと感じる価格のものもかなり多いのですが、実はかなり燃費が良くて、実用性が高い乗り物なので、最近購入を検討しています。
今回はこのEVスクーターについて簡単に調べた内容をまとめたので皆さんとシェアします。
EVスクーターは充電バッテリーで走る原付です
そもそもEVスクーターってなんなのか、という話ですが、簡単に言えば充電バッテリーで走る原付という認識で大丈夫です。
充電式のバッテリーなので、電欠=ガス欠になってしまうとまさに出川のように充電させてもらえませんか?ということになってしまいますが、基本的にほとんどこんなことになりません。
今現在販売されているEVスクーターのほとんどが、満充電で50キロ位走ります。
燃費が良いと60キロ近く走行するものもあります。もちろん平均速度や体重の重さなども関係してきますが、通勤や通学をするときに片道で25キロも離れたところに行くのか?と考えるとなかなかないんじゃないかと思います。
25キロ超えるようなら原付じゃなくて車のほうが楽ですからね。
EVスクーターの平均価格は国産で約25万円
EVスクーターの価格は平均して約25万円です。
高いものは30万円台後半くらいしますが、安いものだと15万円台で購入できるものもあります。
通常の原付で最新機種の平均価格が20万以下なので、EVスクーターが少し高めということはわかります。
ただ、この差額はあまり気になりません。
というのも、充電式の場合はほとんどバッテリー代にお金がかかりません。
例として、出川哲郎が乗っているEVスクーター、E-Vinoで見てみましょう。
- 価格…240,900円 [消費税10%含む] (本体価格 219,000円)
- 1充電走行距離…29km
- 満充電までの電気代…約14円(バッテリー1個当たりの価格。フル充電までに約3時間)
E-Vinoは走行距離としてはやや少ないものの、充電にかかる金額は非常に安く経済的です。
通常の原付の場合は29キロがすべてガソリンになります。
原付の燃費の平均が40㎞/Lなので、29キロ走り、ガソリンが1ℓ130円とした場合は約94円かかります。
29キロ走るたびに80円の差額が生じることがわかります。
E-Vinoを24万、原付新車を18万として6万の差額を埋めるのは750回の走行が必要です。
通勤などで自宅から勤務先へ往復して50キロであればおよそ1年半くらいで元が取れます。
さらに原付はオイル交換などのメンテナンス費用も掛かりますから、実際は1年程度でペイできるのではないかと思っています。
以外とコスパがよくないですか?
EVスクーターは東京都と国から最大で18万円分の補助が出る!
実はさらにすごいことがあり、EVスクーターは東京都と国から最大で18万円の補助が出ます。
下手したら10万円台で購入することも可能ということです。
ちなみにE-Vinoは補助金の合計が10万6千円なので約14万円で購入できます。
原付の中古を購入することを検討しているのであれば問題なく原付一択ですが、新車で検討している場合については確実にEVスクーターのほうがお得です。
今回はE-Vinoに限定して解説していますが、補助金の対象となる車種は限られているので、購入前に必ず確認してから購入することをお勧めします。
ちなみに、補助金が出ない車種であればメーカー小売価格15万円台もざらにありますよ。
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