30歳になった私が考える積立投資の危険性ってあるのか真剣に考えた

お金

2018年もあとわずか。
ということで今年30歳になった私は今後の生活についてかなり深く考えました。

子どもも大きくなるし、教育資金も毎年どんどん増えていきます。
今年2歳になった息子にこれからいろんな場を通して自身の成長を促したいと思ったりもするわけです。

そんな中、収入が少ない私は当然お金を少しでも多くほしいと思うわけです。
そこで見つけたのがリスクの少ない投資である積立投資というものです。

積立投資は毎月、毎年など、決まった期間に1回口座から引き落として積立てる投資の方法で、コンピューターによる自動積立てなんかも安定性が高いとかで流行っているようです。

ちなみに私は積立投資をしています。
毎月の積立で、計算上何も問題がなければ10年で133万円の利益が発生するように積み立てを行っています。

今回はこの積立投資について、かなりまじめに考えて、その危険性があるのかどうか、そして積立投資をしたほうがいいのかを紹介していこうと思います。

積立投資をコンピューターに任せるのは楽である

積立投資をコンピューターに任せる形で行うのが流行っています。
AIに任せたほったらかし投資とかいうやつです。

AIが市場を見て自動的に売り買いし、安定な利益を生み出すというものです。
基本的に年間利回り5%程度から8%程度を謳うものまであるようです。

自分は仕事しながら毎月口座から自動引き落としで資産が増えるってなんか保険みたいな話で面白いですよね。
しかも株やFXと違って毎日相場状況を見なくていいんですから楽なもんですね。

でも、これって結構怖い話だと思いませんか?
簡単に、何もしなくても儲かるなんてなんか怪しい…。
危険性はないのかしら?

積立投資は確実に増えるわけではないというリスクがある

積立投資ってあまり損はしません。
でも低確率で損はします。

どうしても時代の状況によって全体の相場が崩れることがあります。
AIに任せた投資でもそれは同じで、その中で一番損をしないように売り買いを行うというものです。

年間利回り5%を謳っていても、それを保証しているわけではないということです。
というか、保証してたら何も儲けが出ないと思いますしね。

年間利回りは差し引かれる税金分を加味されていないものである

年間利回りってよく書いていますが、これって実は結構あやふやで、利益が出た分の税金が全然加味されていません。

100万円投資に回した場合を例に挙げます。
100万円に年間利回り5%を加えると5万円です。
しかしこれに税金が約25%かかりますので、実際は3.75%程度になります。
最終的には103万7500円となります。

これに対して複利型の投資(元本に利益を追加してさらに運用する方法)をした場合の利益は以下の通り

  • 1年目。利息37,500円→翌年投資額1,037,500円(投資サイトなどでは利息を50,000円と表記)
  • 2年目。利息38,906円→翌年投資額1,076,406円(投資サイトなどでは利息を52,500円と表記)
  • 3年目。利息40,365円→翌年投資額1,116,771円(投資サイトなどでは利息を57,625円と表記)

これって結構怖くないですか?
たった3年で見た目との差額が17,000円以上の差が出ています。
なんか、投資サイトを見て積立てを考えている人にとって見たらなんか損した気分になりますよね。
さらにこれにはもっと怖い事実もあります。

コンピューター任せの積立投資は年間手数料を取られる

コンピューター任せ、いわゆるAI投資を行っているところでほったらかし投資をしているところは、利用手数料がかかります。
これが大体年間で1%程度かかります。

では、先ほどの例である100万円投資した時の実際の利益です。

  • 1年目。利息27,500円→翌年投資額1,027,500円(投資サイトなどでは利息を50,000円と表記)
  • 2年目。利息28,256円→翌年投資額1,055,756円(投資サイトなどでは利息を52,500円と表記)
  • 3年目。利息29,033円→翌年投資額1,084,789円(投資サイトなどでは利息を57,625円と表記)

なんか残念ですよね。
これだけ見ると3年間で何もしなくても8万たまるんだから損はしていないでしょ?と思う人もいると思うでしょう。
でも、投資サイト上では15万以上の儲けが不労所得として表記されることがほとんどなので、実情約半分まで下がった儲けと比較すると損しているような気がしませんか?

しかも、これは毎年5%の年利が確定した場合です。
5%よりも多くなることもあるでしょうが、下がった場合は悲惨ですね…。

積立投資は危険ではない!でも見た目の利率よりも儲けは少ない

積立投資は危険ではなかったことがわかりました。
ただし、投資のサイトで表記されているほどの利益が出ないことも分かりました。

まぁ、どの世界にも聞こえやすい儲け話には裏があるように、積立投資、ほったらかし投資にも実際の利益との差があるということがわかりました。

ここまで理解したうえでも私は積立投資はやるべきであると思っています。

年利5%=約2.7%なので、かなり優良投資であることが確定している

平均年利5%の場合、税金、手数料を含めて実利益が大体2.7%になってしまい、思った以上に利益が目減りするということになります。

しかし、銀行に定期預金で入れていても、かなり高いもので0.1%程度です。
しかも定期預金で入れていた場合は急にお金が必要になった時に定期を崩さなければいけません。

でも、積立投資であればどこのものであっても数日程度で希望額が入金されるので安心できます。
また、2.7%の実利益が出ることを考えると、月々の貯金先を積立投資にするという選択肢は捨てきれません。

100万預ければ来年には約103万になると考えると預けない理由が見つかりません。
何せ損しているわけではないのですから。

積立投資を始めるなら自己資金100万円を先に入金したい

積立投資を始めるときに自己資金0で始めると少し悲惨です。
というのも毎月3万円積立てても翌年36万+利息で約37万円です。
これは最善手だけの場合ですが、株や金などを取引して利益を出すので、元本が少ないと最善手が取れなくなってしまうのです。

実際の利益はほとんど出ないと思って過言ではないでしょう。

だからこそ、最初は100万円を入金したほうがいいのです。
そうすれば100万円分の3万弱はほとんど確定しているといっても過言ではありません。
これにプラスして36万の年間入金で次の年は140万くらいを投資に回すことができるのです。
利益はどんどん増えて、毎年利益が1万円近く上乗せされていくのです。

自己資金は余剰資金(なくなってもいいお金)以外使わない

自己資金ですが、基本的に余剰金だけを使ってくださいね。
なくなってもいいお金じゃないと、儲けが少ないときにかなり公開することになりますし、虎の子のお金を使ってしまうと、何かあった時の保証もないですし、緊急時の手持ちがないことは毎日の生活をヒリヒリさせます。

精神的にも全く充実しません。
だから、余剰金だけを元本にして、あとは毎月の貯金額を月々の投資に回してください。
ちなみに平均年利5%で元本100万と毎月3万円投資すると10年後に実際に手に入る利益は約76万円です。

私が実際に使っている投資サイトはTEHO(テオ)

私が実際に使っている投資サイトはTEHO(テオ)です。
こちらの利回りは平均年利4.8%です。
例に挙げたものよりも低いのですが、積立投資が初めてだった私は無料でTEHOの体験ができたことが決め手でした。

お任せ機能でほったらかしができるのはもちろんですが、自分の積立イメージを実際にほったらかしたときに利益がどれくらい出るのかを試算してくれます。

この資産を基本的なゴールとして資産運用できるということをイメージで来たのが大きかったです。

最初に書いた実利益133万は嘘ではなく、実際に予測される利益情報から手数料等をすべて引いた金額になりますので、確実に利益が出る不労所得となります。
133万なんて大した金額じゃないだろうと思う人もいるかもしれませんが、ただ単純に眠らせておくよりかはいいのではないでしょうか。

この記事を書いた人

アラサーリーマンで一児の父。日々過ごす中で気が付いたこと、面白かったものなどをシェアします。

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