ネットフリックスで現在見ているオリジナル海外ドラマの個人的感想です。
あらすじ紹介で若干のネタバレがあるかもしれませんが多く書くことはないので楽しみに見ていただくこともできるかと思います。
今回紹介したいと思ったのは、このドラマの構成、出演者、設定がかなり面白いと思ったからです。
もしも面白そうと思ったらぜひ一度見てみてください。
YOUは書店店長が作家志望の女性をストーカーする心理描写型海外ドラマ
このドラマを一言でいうと、書店の店長である爽やか系の男性(ジョー)が、作家志望の女性客(ベック)をストーカーするドラマです。
ただでさえ気持ち悪そうな感じがしますが、ここで面白いのはただ淡々と互いの動きが流されるということではなく、ナレーションが入ることです。
このナレーションは主人公である書店店長の声です。
主人公の店長であるジョーはよくある内向的な青年で、相手を観察するのが好きな人間です。
日々周りの人や客の行動からどういう人間か見ています。
そんなジョーがある女性(ベック)を観察していく中で恋に落ち、本人にわからないようにストーキングしていきます。
SNS、スマホ、PC、不法侵入と何でもやって彼女のことを知っていく
このドラマの怖いところは最近作った作品ということでPCだけでなく、スマホやSNSから本人を特定し、住所や生活リズム、友達付き合いなんかも全て暴いていくところです。
スマホやPCの内容は不法侵入や、ベックをストーキングして秘密がどんどんなくなってしまいます。
日常に潜むちょっとした油断が命取りになるということがわかるドラマ
特に怖いのは、スマホのロックやPCのロックをかけていないことで自分の個人情報がどんどん抜けていってしまうのですが、これって誰にでもあることだと思いませんか?
最近は指紋認証でスマホのロックをかけたり、PCのPINコードでロックをかけたりすることもできますが、めんどくさいことこの上ない時代です。
自分のことなんかを注目している人はほとんどいないですし、そこまで気を張っていくのも疲れるしで、ロックを解除することもあるでしょう。
そういう人が多い世の中に対する警鐘にもなっているような気がします。
1話のあらすじはジョーの努力でいい感じに知り合います
1話のあらすじは簡単に言えばジョーの努力でいい感じに知り合うことができるお話です。
主人公のジョーは気になった女性のベックのことを知るために個人情報をできるだけ知ろうとします。また、どこまでもストーキングをする中でベックはただ、周りに依存しているだけだということに気が付きます。
そうした中で偶然?にもベックと書店以外で関わることができます。
しかもベックが気を遣うポジションでです。
1話は今まで目立たなかった書店店長が、本人的には素敵な女性と出会い、知り合うまでのお話です。
ナレーター(考え方)、やり取り(行動)、主人公の根暗感が非リア充そっくりなところが楽しい
考え方や行動の指針、発言などは本当に根暗です。
根暗なんだけど、私のように非リア充で若い時期を過ごして来た私からすれば理解できることも多く、「確かにわかる!」と思いながら見続けることができました。
あとは隣の部屋に住んでいる子どもとも仲がいいんですが、なんだかその子がこのドラマのカギを握っているような気がしています。
今後は2話になりますが、1話の最後が結構山場で2話が早く見たいと思ってしまうつくりになっています。
2話を見たらその感想も書いていこうと思います。
コメント