ようやく…ようやく届きました。
アベノマスクです!
アベノハルカスじゃありません。アベノマスクです!
ツイッターとかではみんな小さいとか、芸能人の小顔アピールとかに使われていますが、実際に使ってみると、毎日の使い捨てに比べてどれだけの違いがあるのかを実際に確認している人はそこまで多くないんじゃないでしょうか?
今回は実用面で切り捨てられがちなアベノマスクの機能面について実際に1時間着用してまとめました。
そもそもアベノマスクは医療従事者へのマスク提供に支障をきたさないために作られた
早速袋から取り出してみました(笑)。小さめでかわいいです。
そもそもアベノマスクって何のためにあるんだよ!という人も多いかもしれませんので事前知識を。
アベノマスクが作られて、配布された経緯は様々ですが、一番の理由は、みんなが揃ってマスクを欲しがった結果、マスク在庫がなくなってしまい、急遽マスクを作らなければいけなくなってしまった3月頭に、医療用マスクの在庫切れが懸念され始めました。
医療用マスクがなくなると今のいろんな国でも起きているような医療崩壊が確実に起こるために、何とか阻止しようと安倍総理が考えました。
その結果、少しでも使い捨てマスクの需要を減らしながら、感染リスクをできるだけ抑えるために布マスクを配布することを決めました。
もうすでに知っている人は多いかもしれませんが、布マスクと使い捨ての不織布マスクは製造工手が違いますし、ウィルスの飛散防止という意味合いではそん色なく効果的なマスクだったのが布マスクです。
最初は布マスクはウィルスを通すので無意味、不織布よりも目が粗いから無意味。日本くそ!
程度の批判を国内で浴びせかけ、しかもだせーとこき下ろしたわけですが、実際にWHOも意見を翻しましたし、シンガポールでも国民に配布していました。
事実としてあるのは貶められた後になって飛散防止を目的とするマスクの利用に対しては不織布と布マスクの効果はほとんど変わらないことがわかりました。
結果的にみんな布マスク作ったしね(笑)。ここまでが事前知識です。
実際アベノマスクは不織布マスクよりも小さい
実際に届いたアベノマスクを開いてみましたが…。
やっぱり小さいです。
サイズは縦9.5㎝、横13㎝で、不織布マスクの平均は縦10.5㎝、横21.5㎝です。
↑の画像のように、不織布マスクはほとんど立体タイプだからかもしれませんが、比べてみると、縦の長さはほとんど誤差の範囲かもしれませんが、横幅が狭いんですよね。
しかも耳にかける部分があまり伸びないので顔が大きい人はつけるのに苦労するかもしれませんね。
実際に私がつけてみて思ったのは、「耳にはかけにくいものの、問題なく使用できる」というものでした。
アベノマスクの肌触りは完全に市販ガーゼと同質
あまりわからないかもしれませんが、口に着ける内側の部分の画像です。
この画像からもわかる通り、アベノマスクの肌触りは口周りでも指での肌触りでも同じく、ガーゼとして市販されている物の肌触りに比べて全く遜色なく、不快感はありません。
1時間着けてみての感想としては、少し呼吸による水蒸気が口の周りについてベタっとしますが、マスクとしての効力は維持されている感じですね。
ただ、少し厚手なので呼吸は苦しめです。ただ、不織布マスクとほとんど変わりませんけどね。
アベノマスクの実際の問題点はレトロでチープな見た目
アベノマスクの機能面は実際に着けて生活してみてわかりましたが、問題はありませんでした。
問題があるとすれば見た目です。
なんていうか、ご高齢の方がイメージするマスクの象徴がアベノマスクのデザインですよね。
実際に昔から効果があったから、このデザインが生きているんですが、それにしても前時代的な印象を受けます。
そして、やっぱり耳掛けのゴムが固かったり、肌触りのガーゼ感が非常にチープなつくりに見えてしまうので、機能に問題がなくても使う人がほとんどいないのかもしれません。
一時期SNSで流行った自己アレンジでかわいくするのはアリ
実際に使い勝手は不織布マスクより少し不便なことは否めないので、一時期SNSで流行った自己アレンジを加えて使いやすいマスクにしたり、かわいいマスクにするのであればこれはこれでありなんじゃないかなと個人的には思っています。
一番の目的は最初にも書きましたが、機能性に優れてウィルスの飛散防止ができるマスクが世帯単位ですが配布されていつでも使えるということですから。
第2波、第3波がいつ起こるかわからないので、せっかく来たマスクなら使わないで保存というのもありかもしれませんね。
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